日記

臨終の善悪をば申さず 一日一法話

臨終の善悪をば申さず

26日の日曜法座では、今年行う予定だった追悼法要の説教の収録を行います。コロナのオミクロン株がどうなるかわからない時に、案内を出して人を集めることは困難との判断をし、後日配信で行う事にしました。法題は「臨終の善悪ー梅若丸伝説ー」です。コロナ禍で例年とは違い後悔の念を負う人が多い気がしています。その方…
しあわせ 一日一法話

しあわせ

「しあわせ」を漢字で書くと、「幸せ」と思い浮ぶ方が多いでしょう。しかし、昔の小説を読むと「仕合わせ」を表記されることが多いのです。「幸せ」と書くとHAPPYという意味ですが、「仕合わせ」と書くと、いいことも悪いことも全部含めて「しあわせ」になることを意味します。中島みゆきさんの「糸」の最後には、「そ…
花火になるな 一日一法話

花火になるな

「あせって一瞬の花火になるな 根気よく牛になって押しなさい」 夏目漱石が後輩芥川龍之介らに送った言葉である。しかしながら、芥川は一瞬の花火のように逝くのである。…