こんなところに仏教用語 31 8月 2022 経 経が付く言葉は、あなたはどれぐらい浮かびますか。経緯、経験、経路他にもいろいろとあります。おおむね上がってきた「経」には、「道すじ」という意味が当てはまるのではないでしょうか。経緯や経験はこれまで道すじのことであり、経路は目的地までの道すじであります。 語源は、古代インドのスートラです。経糸という… 続きを読む
一日一法話 30 8月 2022 機の意味の違い 二種深信=機法二種の深信の機と機法一体の機は定義が違います。 機法二種の機とは、すくいのはたらきを受ける私たちという意味です。機法一体の機とは、すくいのはたらきが私たちのところではたらいている信心のことです。ここでは、阿弥陀仏の信心とそれを賜った私たちの信心は同じものという意味です。私たちが作り上げ… 続きを読む
こんなところに仏教用語 29 8月 2022 脚下照顧 最近転ぶようになったということはありませんか。そのような方は、大いにして自分の歩くイメージと実際の足の動きが一致していないことが多いのです。思っている以上に足が上がっていないのです。上を見て歩くのではなく足元を見て歩く方がいいのです。 今回ご紹介の脚下照顧は、足元を見よという意味で用いられます。禅… 続きを読む