何のための飾りなのか 一日一法話

何のための飾りなのか

著宝瓔珞 当願衆生 解去重担 諸綺可意『菩薩本業経』菩薩像は装飾品を身に着けていることが多い。我々は装飾品を身に着けるをそれを誇ったりするが、菩薩は違う。世の中の人々も重荷から解放されて意のままに装飾ができるように願うのである。自慢という煩悩はおこさないのである。…
はじめの一歩 第6回 一日一法話

はじめの一歩 第6回

12日の浄土真宗はじめの一歩は、基礎を学んでいます。今回は正信偈第3首、そして皆様のアンケートより・浄土真宗は何故厄払いをしないのか ・棒脳を少しずつ取り除くにはどうしたらいいのか と学びました。次回は6月12日です。…
何のための文化財か 一日一法話

何のための文化財か

仏像や伽藍が文化財になり、維持をすることが返って重荷になる場合がある。なんのための仏像なのか。臨済宗栄西禅師の逸話がある。 建仁寺に栄西禅師がおられた頃、ひとりの食べることに窮している人が来た。栄西禅師は、薬師如来の銅板でできた光背を取り、それを差し上げた。「これをうって食べ物に変えなさい」と。これ…