飽くなき悪性 一日一法話

飽くなき悪性

悪性さらにやめ難し 心は蛇蝎のごとくなり 修善も雑毒なるゆえに 虚仮の行とぞ名づけたる『正像末和讃』親鸞聖人自らの浅ましさ愚かさを深く自省された親鸞聖人。そしてそれをつつむ弥陀の慈悲。人を傷つけやすい時代。私はそれほどえらい人間なのだろうか。…
C to C 一日一法話

C to C

人との交流で、組織などのマクロの話はBtoB、個人の話はCtoCという。先にBを優先する人は、あの人は○○所属だから、○○出身だからと、その所属する組織や出身で態度を変える。先にCを優先する人は、体調はどうですか、何かありましたか、とその人に興味を持ち、接する。と教わった。法話でもそうだ。阿弥陀如来…
鷺の復讐物語 一日一法話

鷺の復讐物語

パンチャタントラ第20話より 昔々、森に鷺が巣を作り子育てに励んでいた。巣がある木の根元には、蛇の住む穴があり、蛇が子どもの鷺を食べた。鷺はどうにかして復讐しようと蟹に相談した。すると、蛇の穴の前に魚を置いておけばいい。するとイタチが来て、魚を食べそのまま穴の中にいる蛇も食べるだろうと。鷺は早速実行…