長い先の苦はついつい忘れる 一日一法話

長い先の苦はついつい忘れる

何が故に、刹那の苦果に於いて、なお堪え難きことを厭い、永劫の苦因に於いては、自ら恣に作らんことを欣うや。 源信和尚 目先の苦は逃れようとする。遠い苦はついつい行ってしまう。世界の問題となると遠くなりついつい苦因を作り出す。我がこととかんがえていくことの大切さを教えてくれます。…
非道なりとも修行す 一日一法話

非道なりとも修行す

若し人の賞翫すれば、縦い非道なりと知るとも乃ち之を修行す。若し恭敬讃嘆せざれば、是れ正道なりと知ると雖も、棄てて修せず、痛ましいかな。   道元禅師 なんのために行うのか。修行で人の目を気にすると、人が褒めれば非道も行ってしまう。正しい道も歩めなくなる。昨今、バズるためになんでもやってしまう人は特に…
第3期はじめの一歩第4回 一日一法話

第3期はじめの一歩第4回

阿弥陀経をまなぶ今期の初めの一歩。4回目にしてようやく内容です。六事成就について学びました。如是我聞、わたしは聞いたで始まるのは仏教の特徴。神が言った。イエスが言ったとはちがうというのが印象の三島さんのお話でした。次回は2月12日です。…