他を滅ぼせば自らを滅ぼす 一日一法話

他を滅ぼせば自らを滅ぼす

昨日の通夜の法話で、阿弥陀経の中から法名を考えたため、共命の鳥の話をさせてもらった。共命の鳥とは、一つの体に頭が二つがある伝説の鳥で、一つは昼型、一つは夜型でお互い会うことがない。昼型は一生懸命木の実を集め、夜型は獣を警戒する。いつも片方の頭が寝ているためストレスがたまってくる。いよいよ昼型の頭が、…
白状したら許す 一日一法話

白状したら許す

罪過を告白しているのに、それを許さない人は、心に怒りあり、憎悪で重く、怨恨をはなれていない。私は怨恨を喜ばない。あなたの告白を私は受け入れる。『相応部経典』 自分たちの過ちを謝罪した神々に対して、釈尊が言った言葉である。過剰な追い打ちは、また怒りの元となる。…