うらみとすべからず 一日一法話

うらみとすべからず

流刑さらにうらみとすべからず。そのゆえは、齢すでに八旬にせまりぬ。たとえ師弟おなじみやこに住すとも、娑婆の離別ちかきにあるべし。たとえ山海をへだつとも、浄土の再会なんぞうたがわん。 『法然聖人行状絵図』より法然聖人が流罪になった時の言葉である。うらみを捨てることは大変なことだが、法然聖人は幼いころか…
固定観念を取り払え 一日一法話

固定観念を取り払え

就職活動に悩む若者がいた。自分の道がわからなくなっていた。若い時には、やりたい道を進むことも大切だが、苦手な道も進んでおくことでスキルの幅が広がる。得意なことを得意な方面で行うと埋もれる。得意なことを苦手な方面でできると埋もれない。自分自身はなかなか見ることはできない。自分の可能性を決めるにはまだ早…