日記

法然聖人 漁師に説く 一日一法話

法然聖人 漁師に説く

法然聖人が四国へ流される際に漁師が訪れた。「私は生まれながらにして漁師で生まれさんざんに殺生してまいりました。この身を後生をお助け下さい」すると法然聖人「助かる法はいとやすし。阿弥陀如来の本願には善人も悪人も隔てがない。ただ疑いなく念仏を称えなさい。そなたの往生は疑いがない」「されば漁をしながらでも…
もったいない 一日一法話

もったいない

明治時代のある臨済宗のお寺での話 師が風呂に入ると熱かったので水を入れるようにと弟子に頼んだ。弟子が手桶で水を入れ、わずかな水が桶の中に余っていた。それを地面にまいた。すると師が「ばかもの!大は大、小は小で使い道がある。なぜ少しの水でもそれを生かして使わぬか。」と一括されたという。物を生かすことこそ…