日記

長い先の苦はついつい忘れる 一日一法話

長い先の苦はついつい忘れる

何が故に、刹那の苦果に於いて、なお堪え難きことを厭い、永劫の苦因に於いては、自ら恣に作らんことを欣うや。 源信和尚 目先の苦は逃れようとする。遠い苦はついつい行ってしまう。世界の問題となると遠くなりついつい苦因を作り出す。我がこととかんがえていくことの大切さを教えてくれます。…
非道なりとも修行す 一日一法話

非道なりとも修行す

若し人の賞翫すれば、縦い非道なりと知るとも乃ち之を修行す。若し恭敬讃嘆せざれば、是れ正道なりと知ると雖も、棄てて修せず、痛ましいかな。   道元禅師 なんのために行うのか。修行で人の目を気にすると、人が褒めれば非道も行ってしまう。正しい道も歩めなくなる。昨今、バズるためになんでもやってしまう人は特に…