日記

摩調王経 一日一法話

摩調王経

いくつかの経典に出てくる南王の物語です。お釈迦様のいつぞやの前世として南王が出てきます。南王が八戒を守り、その徳を地獄や餓鬼で罪の報いを受けている者たちに、南王自身の姿を見せることで救おうとされます。大乗仏教の精神がよく表されたお経です。…
この世は仮寝の宿 一日一法話

この世は仮寝の宿

この世は仮の宿のようなもの。突然「出て言ってくれ」と言われるときもある。その時に、帰る場所がある人は、「お世話になりました。ありがとうございます。」と出ていける。人生の帰る場所がある人も同じである。阿弥陀如来は、極楽浄土という誰もが帰るべき場所をこさえてくださいました。…
銀座を裸で歩く 一日一法話

銀座を裸で歩く

瀬戸内寂聴さんの言葉 「物を書くということは、銀座1丁目から8丁目を裸で歩くつもりで書くのよ。それぐらいの覚悟で書いたものだからこそ、人は見てくれる」 生島ヒロシさんの朝のラジオより。 親鸞聖人は自らを地獄一定住みかとかし・・・など、自らを赤裸々に見ておられた。人間のすくいようのなさを厳しく自らん見…