日記

カーリングとマイク 一日一法話

カーリングとマイク

カーリングの声の掛け合いが面白い。作戦ややりとりが聞こえるから見ているほうにも没入感を与える。声をマイクで拾うようになったのはトリノ五輪からだそうだ。競技の人気を高めるといった効果もあった一方で、愚痴も聞こえてしまうというデメリットもあったそうだ。しかし、選手も多くは肯定的に受け入れている。「感情に…
オランダ人医師は帰らなかった 一日一法話

オランダ人医師は帰らなかった

明治の初め、熊本でオランダ医学を教えるマンスフェルトがいた。学生には、後に日本医学の父と呼ばれる北里柴三郎がいた。学業に躓いた北里は、退学しようとマンスフェルトのもとを訪れた。すると、北里が話す前にマンスフェルトがたずねた。「どうした。元気がないな」思いもしない質問に北里は「先生は異国で暮らしていて…