日記

苦労を豊かに 一日一法話

苦労を豊かに

詩人の吉野弘氏がTVで見たシーンだ。炭鉱事故で言葉が不自由になった人が、単語カードを組み合わせることで会話をするという練習をしていた。「苦労を」と「豊かに」を組み合わせた。「暮らしを」ではない。そこから、『豊かに』という誌が生まれた。仏教は一切皆苦と説く。人生思い通りにならない苦であるという。だから…
知識<思慮 一日一法話

知識<思慮

思慮分別は知識より値多し。 『パンチャタントラ』第5巻 学びは何のためにあるのだろうか。技術や知識は何のために会得開発するのだろうか。それを考えなければ、破滅に向かうぞと古代インドの物語は教えてくれる。…
ぎんぎら吟味 一日一法話

ぎんぎら吟味

吟味せざれば 行うことなかれくはしく吟味して 始めて行なへ『パンチャタントラ』第5巻より ここでいう吟味とは、味わう前によく考え、味わった後もよく考えよということ。私はすぐ煩悩が起こり、よこしまな心がおきてくる。常に再確認、吟味である。…