日記

次郎長が人前では叱らない 一日一法話

次郎長が人前では叱らない

榎本武明が、清水次郎長のもとを訪れた際に、どうしたら5000人の配下を従えることができるのかと質問をした。すると次郎長は 「どんなにつまらならない野郎でも、人前で叱ったりはしない」 と答えたそうだ。次郎長は、現代教育学に沿った行動をしていたのだ。…
驕るキツネ 一日一法話

驕るキツネ

虎の威を借る狐の元ネタかと思ったが、戦国策が編まれた時代は仏教伝来以前なので違うか・・・。しかし、似ているのでその共通点が気になるお話です。 或る時、仙人の教えを盗み聞きしていた狐が、獣を統べる術を身に着けます。そして、まずは狐を統べます。狐の大群で象を脅して象を統べます。同じように虎を統べ、獅子を…
花の咲かない木 一日一法話

花の咲かない木

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも出てくる佐藤兄弟。源義経の忠臣である。主人を守って散るのだが、その母親乙和御前がお墓で嘆く。そばにあった椿は蕾のうちに落ちて決して咲かないといういわれが、福島県医王寺に残る。母を残して子が散ったが、花降る浄土へ生まれ変わっているのだ。そんな説教ができないかと妄想する。…