日記

一着の汚くも清浄な衣 一日一法話

一着の汚くも清浄な衣

昔々、貧乏な夫婦がいた。どれぐらい貧乏かというと、一着の衣を夫婦で共有して暮らしていた。片方が来ているときは片方が裸なのだ。或る時、妻が仏に布施をしたいと夫に願いでた。すると、うちは貧乏だからなにも布施をするものがない。と答えるとこの衣を布施しましょうと言った。夫は衣を施すと我らの衣服はどうなる。死…