日記

セミスイッチ 欲望スイッチ 一日一法話

セミスイッチ 欲望スイッチ

セミの鳴き声があまり聞こえないなと思っていたら、どうやら雨が降らな過ぎてセミのスイッチが入っていないらしい。人間も、縁があれば何をするかわからない生き物である。いちど煩悩スイッチが入るととまらないものもある。常にわが身を手を合わせて確認することが大切なのだ。仏と向き合うことが大切なのだ。自分だけでは…
ミミズのダンス 一日一法話

ミミズのダンス

夏に目にする光景のひとつ。ミミズがコンクリートやアスファルトの上で干からびて死んでいる。時折、熱くなったアスファルトの上でミミズが熱い熱いとダンスをしている。その度におもうのだ。なぜここに出てきたのかと。土にいればこんなことにはならなかったじゃないか。もしくは、コンクリートに出た瞬間に戻ればいいじゃ…
ネジがばかになるのではない 一日一法話

ネジがばかになるのではない

人は責任転嫁の常習犯だ。 ネジ穴が削れてまわらなくなることを「ネジがばかになった」という。 果たしてそうだろうか。本当は、 「私がネジをバカにさせてしまった」 のである。 日本語にはこのように責任転嫁する言い合わしが実に多いのである わが身を振り返ることを慚愧という…