日記

恵んだという驕り 一日一法話

恵んだという驕り

サミュエル・ジョンソンというイギリスの文学界の大御所の話でエピソードジョンソンは浮浪者を見ると小銭を恵む人であった。ところが、その浮浪者がもらった丘でタバコを買っている。友人がなんだか騙されているみたいじゃないかというと、「いや、タバコを買うぐらいの楽しみがあってもいいじゃないか。だまされてなんかな…
中秋の名月 一日一法話

中秋の名月

 科学の発達していない時代、月をどのように見ていたのだろうか。本当にウサギがいると考えていたのかもしれない。人が住んでいると考えていたかもしれない。様々な想像がなされていただろう。現代のように明確な答えは出ない。だからこそ、それぞれの想像を否定することなく共有するなかに物語が誕生してきたのだろう。答…
テーマを統一した布教大会 一日一法話

テーマを統一した布教大会

布教大会はよくあるけれども、これだけテーマを統一したものはあまりない。今回、東京地区の節談説教大会は「末代無智の章」をテーマにした。4人で、最初は成り立ち、前半、中盤、後半と分けて味わった。このやり方をとると、演者は前の様子を見ながら実演できる。一貫して行うので聴衆も聞きやすい。メリットが多い気がす…