日記

話をすっとばして聞こうとする人へ 一日一法話

話をすっとばして聞こうとする人へ

ある程度、地位の高い人に有る傾向である。人の話をハイハイハイとわかっています次に行きましょうと聞く人がいる。そのような対応をすると、他の人は「次からはこんな話ではだめだろうからやめておこう」となる。大事な情報を得られないことが増えてきてします。そうではなく、どんなにつまらない情報でも持ってきてくれた…
教誨 一日一法話

教誨

刑務所などで、受刑者に教えをさとす人を教誨師と言います。戦前までは公務員扱いでしたが、戦後は国から手当てが支給されることはなくなりました。無給ということも相まって、仏教界では規模の大きな東西本願寺が中心となり活動をしています。  戦後、教誨師として東条英機氏などのA級戦犯の処刑に立ち会ったのが、本願…
大浪覚醒 一日一法話

大浪覚醒

江戸末期から明治にかけての時代。黄檗宗の名僧高津柏樹師が、相撲で伸び悩んでいる大浪にアドバイスをした。 「そなたは大浪という名前があるのだから、名の通り大きな浪のごとくに、寄せては返しと流れに身を任せなさい。余計なことは考えぬことだ」 それから、大浪は連勝街道へ。無我をつかんだのである。無我とは、執…