日記

悪の自覚 一日一法話

悪の自覚

浄土真宗は悪人こそが目当てであるということにびっくりされる方もおられます。この悪を社会的な悪や罪で考えると途端にわからなくなります。この悪を、悪の自覚と言い換えるとわかりやすくなります。…
モンテスキューの善なき善 一日一法話

モンテスキューの善なき善

フランスマルセイユ海岸で、遊覧ボートの漕ぎ手をする兄弟がいた。そこにひとりの紳士が現れた。話すと、この漕ぎ手達は、他にも職があり、父が海賊に誘拐され身代金を払うために副業をしているという。紳士はこまめにメモを取っていた。しばらくすると、漕ぎ手の父親が返ってきた。息子たちが自分たちが身代金を払っていな…