日記

価値のある車 一日一法話

価値のある車

今、新作紙芝居を制作中です。百喩経にある、沈没船から高価な車を引き揚げた青年が、市場に売りに出すものの全く売れず、炭にして売って喜んだという話です。ああ馬鹿ねーともとれますし、宝物の価値をなくしているというところから、法話をする際に、私は隅にしているかもしれないと自戒にもなれる話なのではと考えていま…
客観的に見ることの難しさ 一日一法話

客観的に見ることの難しさ

仏教ドット絵劇場の新作動画を作っている。ある王様のキャラクターを作成し、妹に見せた。すると、某教団の○○に見えることだった。自分でもまさかとは思ったが、指摘をされて改めてみるとそう見えた。自分で書いているものを客観的に見ることは難しい。ならば、指摘をしてくださる人の意見を受け入れることが大切である。…
たとえ話をするとき 一日一法話

たとえ話をするとき

法話でたとえ話をするときに気を付けなければならないことは、そのたとえが当てはまらない人がいるかもしれないという想像力が働くかどうかである。よく、阿弥陀如来の慈悲を家族愛に例えていう場合がある。特に、個人の体験談として言った場合、聞く方が、家族愛のある家庭で育ったならばうなずけよう。しかしながら、そう…