日記

上手にならない 一日一法話

上手にならない

私にとって「勉強すれば上手になる」ひとよりも「いくら勉強しても上手にならない人もいる」ということのほうが遥かに勇気を与えてくれる 『木槿の花』山口瞳より この安心感は、親鸞聖人がいくら修行をしても煩悩を断てず、わが身のあさましさをいただかれたことと共通しているかと思われる。ここにみんな引き寄せられて…
まずは何をしたいのか 一日一法話

まずは何をしたいのか

○○になりたい!・・・という夢がある。子どもの頃はそれでいい。年齢を重ねて、いよいよ現実的な年ごろになった時は、○○をしたいから○○になりたいとしていくと、より目標が明確になる。法蔵菩薩は、仏になりたいより先に、あらゆるものをすくいたいという願いが先だった。目標が明確だったから、困難な修行を達成され…
お経は鏡 一日一法話

お経は鏡

善導大師は、お経を読むことを経教は鏡なりと譬えています。昔の銅製の鏡は磨かないと曇ったり、さびてきます。常に磨くことが大切です。そして、自らが映し出され、進むべき道が見えてくると言われました。…