一日一法話 22 1月 2022 日向屋と了妙 蓮如上人御一代記聞書(72) 蓮如上人仰せられ候ふ。堺の日向屋は三十万貫を持ちたれども、死にたるが仏には成り候ふまじ。大和の了妙は帷一つをも着かね候へども、このたび仏に成るべきよと、仰せられ候ふよしに候ふ。 (72)「御一代記聞書(現代語)」 蓮如上人は、「堺の日向屋は三十万貫もの財産を持っていた… 続きを読む
一日一法話 21 1月 2022 明恵上人と北条泰時 明恵上人と言えば、専修念仏を非難したことで浄土系では有名な御方です。このお方さえいなかったら、法然聖人や親鸞聖人は流罪にならなかったかもしれない。ともすれば、怨みの対象になりかねないお方なのです。ところが、よくよく調べると実に明恵上人は自らに厳しいお方であり、ひとつ芯の通った尊敬すべきことのおおい魅… 続きを読む
一日一法話 20 1月 2022 北門研会議 昨日、お寺の臨海学校の会議が開かれた。千葉県が担当なので開催できる程で準備をしてきた。しかしながら、やはり会議の中では感染症についての話題が持ち上がる。開催の是非は正直わからないとしかいいようがない。上が判断する事である。自分たちは、あくまでできる程でやるだけだ。こういった状況にある人は多いと思われ… 続きを読む