一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

機法一体 一日一法話

機法一体

機…私が頂いた阿弥陀如来の信心法…阿弥陀如来のはたらきこれらが別物ではないことを機法一体という。私の煩悩と仏のさとりがひとつということではないのです。…
親の顔色をうかがう子供たち 一日一法話

親の顔色をうかがう子供たち

出向先の坊守さんとの話。坊守さんは美術館で働いている。そこで、子供向けの美術案内をするそうだ。そこで、子供たちに感想を聞くと、子供は親の顔色をうかがいながら答えるそうだ。そういう時、親が子供にこう聞く。「きれいだった?」「これこれがすごかったね」と誘導するように知るもんするのだ。そのような問いをする…
教育は時間をかけて 一日一法話

教育は時間をかけて

明治大正の教育界の重鎮杉浦重剛のエピソードである。 中学校長時、近隣住民から、飛んで来た球を生徒が塀を乗り越えてきて困るとの苦情があった。 職員で対策会議を練ると ・塀を登れないよう武者返しをつけたらどうか と意見が上がった。これに校長が反対した。 「そんなことであきらめるような意地気のない生徒を育…