一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

落ちないすきすきセット 一日一法話

落ちないすきすきセット

今回のすき家のすきすきセットは、クレヨンしんちゃんのチョロQのようなものである。しかも、机の端にたどり着いてもそこから落ちないように前輪が工夫されている。曲がるのである。落ちないためには変化が必要である。変化を恐れてはいけない。…
慚愧と歓喜 一日一法話

慚愧と歓喜

浄土真宗の法話を聞くと、時々、南無阿弥陀仏ひとつで大丈夫を連呼される方がいる。あまりに歓喜の方にばかり話が向くと、それだけでいいのだろうかと考えることがある。すくわれるはずのないものがすくわれていくこちらからから到達できず、仏側からすくいがある緊張感もしっかりとお取次ぎをする必要があるのではないか。…
黒澤明の脚本の書き方 一日一法話

黒澤明の脚本の書き方

黒澤明は若い助監督にこう言った。「いいか。脚本は書き始めたら絶対に最後まで書け。こじつけでもいいから最後まで書け。途中で投げ出すと癖になるから絶対に最後まで書け。」この教えは、仏道修行の覚悟とも似ている。修行によっては懐に短刀を携えて臨むものもある。行が満足できなかった時には自害をする覚悟で臨めとい…