一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

客観的に見ることの難しさ 一日一法話

客観的に見ることの難しさ

仏教ドット絵劇場の新作動画を作っている。ある王様のキャラクターを作成し、妹に見せた。すると、某教団の○○に見えることだった。自分でもまさかとは思ったが、指摘をされて改めてみるとそう見えた。自分で書いているものを客観的に見ることは難しい。ならば、指摘をしてくださる人の意見を受け入れることが大切である。…
たとえ話をするとき 一日一法話

たとえ話をするとき

法話でたとえ話をするときに気を付けなければならないことは、そのたとえが当てはまらない人がいるかもしれないという想像力が働くかどうかである。よく、阿弥陀如来の慈悲を家族愛に例えていう場合がある。特に、個人の体験談として言った場合、聞く方が、家族愛のある家庭で育ったならばうなずけよう。しかしながら、そう…
3つの哉 一日一法話

3つの哉

親鸞聖人の御法義の特徴が主著である教行信証に示されている。・誠なるかな、摂取不捨の真言、超世希有の正法聞思して遅慮することなかれ。・慶ばしいかな、西蕃・月支の聖典、東夏・日域の師釈に、遇ひがたくしていま遇ふことを得たり、聞きがたくしてすでに聞くことを得たり。・まことに知んぬ、悲しきかな愚禿鸞、愛欲の…