大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも出てくる佐藤兄弟。源義経の忠臣である。主人を守って散るのだが、その母親乙和御前がお墓で嘆く。そばにあった椿は蕾のうちに落ちて決して咲かないといういわれが、福島県医王寺に残る。母を残して子が散ったが、花降る浄土へ生まれ変わっているのだ。そんな説教ができないかと妄想する。