やめませんか 「身内に不幸がありまして」 一日一法話

やめませんか 「身内に不幸がありまして」

世間では喪中のハガキを出す季節となりました。その中にこんな言葉をよく見かけます。 「身内に不幸がありまして・・・」 悲しい言葉です。誰もが訪れる死を不幸という価値観で終わらせてしまうのは。 死は不幸ではなく、生きる大変さからの解放なんだと伝えることも、僧侶の大事な役割の一つだと思います。…
気持ちのいい弔辞 一日一法話

気持ちのいい弔辞

先日のお通夜での弔辞は、故人に息子のようにお世話になった人が読み上げた。飾り立てずに、まっすぐな言葉で最後に「おやじ、ありがとう!」と言って終わった。ありがとうは有り難し。この親父さんがいなければ、今の自分はいなかったと深くお礼をされた。有難しの反対は当たり前。世の中当たり前ではないのです。…