一日一法話 17 3月 2024 子育て大成功 ある法事での事葬儀の時にはお腹にいた子が大きくなっていた。その子の母親は当時10代。10数年ぶりに会うと、その時の子どもが今度中学生にある。その子はひいばあちゃんの手を引き法事の席に案内をしていた。私はこれを見て、あなたたちの子育ては大成功だといった。勉強がどれだけできるかは知らない。スポーツがどれ… 続きを読む
一日一法話 16 3月 2024 失敗も経験させる教育 昨今の初等教育、例えば理科の実験は、成功の方法しか学ばない。それは実験とはいはない。仮説を立て、実験をし、仮設外の結果が出たら、検証し、また仮説を立て、実験をして検証する。この繰り返しを実験という。人生の仮設外の事がたくさん起こる。検証して軌道修正ができる教育が必要ではなかろうか。つまるところ、失敗… 続きを読む
一日一法話 15 3月 2024 遺髪塚 大学時代からの友人のお寺に遺髪塚がある。太平洋戦争末期での空襲で亡くなった都留女学校の教員や学生たちの遺構である。今も、友人である住職が、空襲のあった日に追悼法要を務めている。厳しい最中で命を落とした方々のいのちのいく末を今も語り継いでいるのである。 遺髪塚… 続きを読む