一日一法話 10 6月 2024 誰がために寺はある とある、伝統的な本堂があるお寺さんのお話。本堂が建て替えてから20年も経っていない。あらゆるところに宮大工が入り、参詣の方々を魅了している。 ところが、ないのだ。冷房が。伝統的な建物は風通しがいいというが、昨今の暑さは限度を超えている。今から冷房を入れたらいいじゃないですかと聞くと、それはできない… 続きを読む
一日一法話 9 6月 2024 古人の歌 仙厓和尚の歌 ドキッとします。 しわがよる ほくろが出来る 腰が曲がる 頭がはげる ひげ白くなる 手は震え 足はよろつく 歯は抜ける 耳は聞こえず 目はうとくなる 身に添うは 頭巾襟巻 杖 眼鏡 たんぽ(湯たんぽ) おんじゃく(カイロ) しゅびん(尿瓶) 孫の手 聞きたがる 死にと… 続きを読む