江戸時代の過去帳 一日一法話

江戸時代の過去帳

今までの遺灰を過去帳に写してほしいとの依頼を受けた。その位牌は江戸時代のものもあった。結構大変な作業になるのだが、徐々にやってきてわかったことがある。古ければ古いほど、名前の記入はさることながら、生まれた場所や亡くなった時刻、職務経歴なども書いてあるのである。現代人よりもはるかにのちの人々のことを考…
18歳の成人の君へ 一日一法話

18歳の成人の君へ

谷川俊太郎氏に『成人の日に』という詩がある。その中に   他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ  自分のうちに他人と同じ醜さをみとめ とある。大人でもなかなかできない。むしろ大人だからこそできないのだろう。この詩の一説をぜひいただいてください。…
驕慢 一日一法話

驕慢

驕慢…おごりたかぶり、自分には関係がないと思っていること 晩御飯をいただきながらふと思った。TVではウクライナの状況が流れている。あのひどい戦禍の後の映像を見ながら、ひどいことをするものだと思いながら私はご飯をいただいている。私の中にしっかりとあるのだ、驕慢の心が。…