大空に包まれる 一日一法話

大空に包まれる

バイクに乗っているときである。その日は雲一つない真っ青な空であった。いつもは空を分けてみていた。大空と大地、空と自分。分けてみていた。バイクでどこまで走っても真っ青な大空は変わらなかった。どこまでいっても真っ青だった。その時、初めて感じたのだ。私は大空に包まれていると。曇りの日もあるけれど、私は大空…