一日一法話 9 3月 2022 最も勝れている理由 真宗では、阿弥陀如来のはたらきを最も勝れており、行は最も易しいといわれる。それはなぜだろうか。それは、私の力を全く役立たせる必要がないからである。100%阿弥陀如来のはたらきだから最も勝れ、最も易しいのである。… 続きを読む
一日一法話 8 3月 2022 本願ぼこり 哲学者 西谷啓治氏の言葉信仰といふところに、自分と他とを比較する意識があり、いはゆる「勝他」の気持ちがある限り、神とか仏とかを私しているような心状、誇り高ぶる高慢の心が必然的に現れてくる。… 続きを読む
一日一法話 7 3月 2022 象と猟師 仏陀が過去に象であった時があった。あるひ、猟師が毒矢で象を射た。象は猟師を抱擁し、ほかの象に危害を与えさせないようにした。象は言った。「猟師は過ちではない。煩悩の罪なのだ。そなたは何で私を射たのか。」「お前の牙が欲しいからだ」象は自らを石に当てて、牙を折った。血も肉も付いていた。この話を聞いた仏陀の… 続きを読む