罪業深重 一日一法話

罪業深重

罪業深重を今の人にわかりやすく言うとなんだろうかと考えていた。法事や毎月のお参りの最後に末代無智の御文章を読むことがあります。そうすると罪業深重で涙を流される人がたまにおられる。その人は罪を犯したから泣いておられるのか。違う。その人は、自らのあさましさに気付かれたからだ。あさましさで表現すると今の人…
緑のカーテン 一日一法話

緑のカーテン

先日、門徒さんからいただいたグレイオサ(きつねゆり)がのびてきたんで、緑のカーテンにしようと窓に網をかけた。窓の冊子に引っ掛けられるようフックを付けて、網をかける。この時に大事なのが、ひっぱりすぐずある程度緩い状態でかけるのがいい。風対策である。 何事も引っ張って突っ張っていると、うまくはいかない。…
完全変態と不完全変態 一日一法話

完全変態と不完全変態

この時期に草取りをしていると小さなバッタやカマキリに遭遇する。その時に思った。なぜ昆虫にはさなぎになるものとならないものがいるのかと。さなぎになるものを完全変態、幼虫から成虫までほとんど姿を変えないものを不完全変態といいます。完全変態の昆虫は幼虫と成虫で食べるものが違う。共食いをしない。共生ができる…