一日一法話 6 3月 2023 受け入れがたい現実 生きていると受け入れがたいことがしばしば起こりうる。仏教は、とらわれることから離れ、ありのままに受け入れることで苦から解放されると説く。これを自ら修行をして達成する仏教を聖道門という。受け入れがたい現実の前にじたばたする者の為に、自らの力によってではなく阿弥陀如来が受け止め先になる教えを浄土門という… 続きを読む
一日一法話 5 3月 2023 希望校に合格できなかった方へ 受験に失敗したと、自他ともに言うだろう。しかし、仏教の価値観ではそうは言わない。このことが、1年後良い結果に成ったりもする。10年後、あの時受験に落ちたからこうなったということもある。それは生きてみて振り返らなければわからない。だから、とりあえず生きてみよう。そして、一日一日なにをなすべきか考えよう… 続きを読む
一日一法話 4 3月 2023 法然聖人が浄土宗を開いた理由 法然聖人は、様々な仏道の中から浄土門を選ばれた。その理由が選択本願念仏集に述べられている。 たとひ先より聖道門を学する人といへども、もし浄土門にその志あらば、すべからく聖道を棄てて浄土に帰すべし。例するに、かの曇鸞法師は四論の講説を捨てて一向に浄土に帰し、道綽禅師は涅槃の広業をさしおきてひとへに西方… 続きを読む