おんぼろぼろぼろ 一日一法話

おんぼろぼろぼろ

煩悩具足のぼろ家に南無阿弥陀仏が住みついて灯りがついてぼろ家のおんぼろが見えまする南無阿弥陀仏と見えまする『念仏詩抄』木村無相我が身に南無阿弥陀仏の光が届いています。…
嘘 一日一法話

梅花は雨に 柳絮は風に 世はただ嘘に 揉まるる『閑吟集』世間虚仮この詩のように嘘という意味ではなく、仏教は世界はわたしというフィルターを通して構成されている。これを世間虚仮という。私が変われば世界は変わる。ただ、この私が変わるという事が最も難しいことである。そして、そのものをすくいたいと阿弥陀如来は…
飽くなき悪性 一日一法話

飽くなき悪性

悪性さらにやめ難し 心は蛇蝎のごとくなり 修善も雑毒なるゆえに 虚仮の行とぞ名づけたる『正像末和讃』親鸞聖人自らの浅ましさ愚かさを深く自省された親鸞聖人。そしてそれをつつむ弥陀の慈悲。人を傷つけやすい時代。私はそれほどえらい人間なのだろうか。…