しませんではなくできません 一日一法話

しませんではなくできません

お彼岸であるお寺さんで、浄土真宗は六波羅蜜(大乗の菩薩が修める行)や日想観(夕日を思い浮かべ極楽浄土を思う行)を行いませんという解説があった。正確には、行いません、しませんではない。親鸞聖人が大切にされていた視点は、いずれの行も及び難いわが身がすくわれていく阿弥陀如来の慈悲のダイナミックさである。六…
子離れをするとき 一日一法話

子離れをするとき

子どもが答えを出す前に親が答えを出してしまう・・・。親があーだこーだと言ってしまう・・・。名コーチは指示を出さない。それとなくさせる。失敗も含めて経験をさせる>小学校3,4年生ぐらいからは、親が子離れを少しずつしていく時である。反発されたっていいじゃないか。矢が強く遠くに飛ぶためには反発力が必要なの…
大含、泥棒と遭遇! 一日一法話

大含、泥棒と遭遇!

時は江戸時代後期。真宗大谷派に大含という僧侶がいた。ある夜、家に入ってきた泥棒と遭遇した。大含「お前は金が欲しいのか、命が欲しいのか」泥棒「もちろん金だ」大含「ならばこれを持っていけ」泥棒が出て行こうとすると大含「待て、要人が悪いから戸をしっかりしめていけ」 この泥棒は後日捕まった。大含に訴えを出す…