身内に不幸がありまして・・・に思う 一日一法話

身内に不幸がありまして・・・に思う

喪中のハガキに「身内に不幸がありまして・・・」とよく書いてある。あなたの身内は不幸で終わったいのちなのかとその都度考える。死を不幸でとらえるとみんな不幸で畢人生になる。死は、様々な苦しみから荷をおろすようなもの。決して不幸ではありません。…
凡夫の為の光 一日一法話

凡夫の為の光

凡夫というは、無明煩悩われらがみにみちみて、欲もおおく、いかり、はらだち、そねみ、ねたむこころおおく、ひまなくして臨終の一念にいたるまでとどまらず、きえず、たえずと、水火二河のたとえにあらわれたり。かかるあさましきわれら、願力の白道を一分二分、ようようずつあゆみゆけば、無碍光仏のひかりの御こころにお…
諸事所持せず 一日一法話

諸事所持せず

本来無一物なれば、諸事において実有我物のおもいをなすべからず。一切を捨離すべし。『一遍上人語録』すべてのものは私が所有しているものではない。仮の者だ。我々がと思わんことだ。でも離れられん。それを見越している阿弥陀如来だ。…