日記

藤原道長と法然聖人と親鸞聖人 一日一法話

藤原道長と法然聖人と親鸞聖人

この世の権力と名誉を手に入れた藤原道長は晩年娘の死や自らの病に苦しみ阿弥陀仏にすがった。臨終の際には阿弥陀仏と自分の指を五色の糸で結び往生を願った。法然聖人は臨終のさい五色の糸を結ぶのを断り、念仏をされた。親鸞聖人は「ただ念仏して息たえおわんぬ」と記されている。道長のような臨終の作法を臨終の行儀をい…
苦海 こんなところに仏教用語

苦海

今年の大河ドラマの主人公は紫式部です。娘が興味深く見ています。藤原道長も登場します。地位も名誉も権力もすべて手に入れた人です。しかし、迷いの苦海を抜けることはできませんでした。我が娘を亡くし、自らも病に侵されてからは、阿弥陀仏のすくいをたよりにしました。 「苦海」は、漢字を見ているだけでも苦しい気が…
倶会一処 こんなところに仏教用語

倶会一処

 「倶会一処(倶會一處」と刻まれているお墓をみたことはありませんか。阿弥陀経に出てきます。できる限りその前後から載せてみます。 また舎利弗(しゃりほつ)よ、極楽(ごくらく)国土に生まれた人々は皆仏(ぶつ)に成ることができる。その中には、迷いの世に還り、迷う人をすくおうとされる方がいる。その数は計り知…