一日一法話 7 5月 2024 衣食住は念仏の助業なり 浄土真宗を開いた親鸞聖人の師匠法然聖人は、お参りに来る人々に、念仏がしやすいならば、比較的寛容な態度をとっておられた。これをしてはだめという方針ではなかった。だから、人々が集まった。形を整えて手を合わせた方がいい人はそうしたらいい、形を整えることが負担になる人は、その状態で手を合わせたらいい。手を合… 続きを読む
一日一法話 6 5月 2024 居眠り運転 まだ、町が眠っている朝方、ドーンという音がした。車が家の溝にはまっていた。運転手が出てきて、謝ってきた。どうやら居眠り運転をしていたらしい。会社の人たちがすぐに来てくれて、レッカーを呼んで対処した。彼は相当怒られたであろう。しかし、会社の上役の人に、どうか、事故を起こした後の対応は褒めてやって下さい… 続きを読む
一日一法話 4 5月 2024 食前の言葉 本願寺派のものは、韻もリズムも悪く唱えにくいし覚えにくい。禅宗などでは、五観の偈を食前に読むことが多い。宗派によって異なるが、元となる言葉がこうだ。 一 計功多少 量彼来処 : 功の多少を計はかり彼かの来処らいしよを量はかる。 二 忖己德行 全缺應供 : 己おのが徳行とくぎようの全欠を忖はかって供く… 続きを読む