日記

稽首 こんなところに仏教用語

稽首

今回の「稽首(けいしゅ)」自体は身近な仏教用語ではありませんが、土下座(どげざ)の形の由来の一説でありますのでご紹介させていただきます。  古代インドでは、尊い方に敬意を表す形として、額を地面につける形があります。頭、両手、両膝を付けることから五体投地(ごたいとうち)とも言われます。さらに、相手の足…
稽古 こんなところに仏教用語

稽古

漢字にすると本来の意味が解ることがあります。「ありがとう」は「有難う」で、有ることが難しいということ。今回ご紹介の「けいこ」は漢字で「稽古」と書きます。「稽」は考えるという意味です。「稽古」とは、物事を検討し、過去の出来事に学ぶことです。  曹洞宗の道元禅師は、稽古をするにしても、古くを考えるだけで…
蛎殻はつきやすい 一日一法話

蛎殻はつきやすい

船の天敵は、船艇につく貝類だ。こびりつくと速度が落ちる。時々取ってやらねばならない。日露戦争で活躍した海軍作戦参謀の秋山真之は言った。「経験は必要じゃが、経験によってふえる智恵とおなじ分量だけのかきがらが頭につく」あなたの経験は、蛎殻になってないですか。…