一日一法話 3 9月 2021 罪はどうなるのか 浄土真宗において、というか宗教全体において罪はどうなるのかという問題があります。罪は色々と定義できるが、ここでは社会的罪ではなく、人間そのもの、煩悩具足の凡夫、煩悩を離れることができない凡夫とします。 阿弥陀仏は煩悩を抱えた私をすくうと願成就されました。では、煩悩の罪はどうなったのであろうかと真宗学… 続きを読む
一日一法話 2 9月 2021 弱さを認め、抱かれる 年に数回、僧侶をしていてよかったと思う事があります。ある葬儀の日の事。火葬場で待機中、遺族の親戚の年頃の娘さん達が私に質問をしてきた。それは葬儀の法話の質問だった。いろいろと答えていると、仏教に興味を持ってくれたようだった。そして、宗派の違いは?と聞かれた時に、私は「他の宗派の事は詳しくはないけれど… 続きを読む
一日一法話 1 9月 2021 心を無くすと… 堪忍の忍というは 刃の下に心と言う字を書くぞ The “Nin” in “Kannin” has the character for “Heart” under the character for “Sword.” この心の意味を眺めてみたら 下の心をむやみに欠いたんでは上から刃が落ちて… 続きを読む