一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

目線をずらす 一日一法話

目線をずらす

本年もどうぞよろしくお願いいたします。HPを大幅リニューアルした昨年4月から続けている毎日法話を今年は全部できるようにいたします! 大晦日格闘技番組を見ていると朝倉未来選手と斎藤選手の好試合が行われた。接近戦に分がある斎藤選手がタックルをしようと上下に体を動かしている。これは目線をずらすためだ。 こ…
お慈悲の温もり 一日一法話

お慈悲の温もり

昨日、ピザ焼きを行った。薪の火を見るのはあきない。動画でもただ火を見るだけの動画が上げられているほどだ。何故かというと、それは諸行無常だからだと思われる。ゆらゆらと一度も同じ動きをせずに火がうごめいている。諸行無常を感じる中で、温もりが感じられる。阿弥陀如来の温もりは、離れたところにあるのではなく、…
いろもかたちもましまさず 一日一法話

いろもかたちもましまさず

極楽浄土を、この世の延長で考えている人が多いと思う。僧侶もそのように語ることで情緒深い話がしやすい。例えば、亡き人が浄土にいます、、、といった話はとてもわかりやすい。だが、娑婆の感情を持ち込むとどうしても好き嫌いが生じる。浄土の本当の有難さは、娑婆の感情をすべて置いていくことなのだ。なぜ、親鸞聖人が…