一日一法話 21 1月 2022 明恵上人と北条泰時 明恵上人と言えば、専修念仏を非難したことで浄土系では有名な御方です。このお方さえいなかったら、法然聖人や親鸞聖人は流罪にならなかったかもしれない。ともすれば、怨みの対象になりかねないお方なのです。ところが、よくよく調べると実に明恵上人は自らに厳しいお方であり、ひとつ芯の通った尊敬すべきことのおおい魅… 続きを読む
一日一法話 20 1月 2022 北門研会議 昨日、お寺の臨海学校の会議が開かれた。千葉県が担当なので開催できる程で準備をしてきた。しかしながら、やはり会議の中では感染症についての話題が持ち上がる。開催の是非は正直わからないとしかいいようがない。上が判断する事である。自分たちは、あくまでできる程でやるだけだ。こういった状況にある人は多いと思われ… 続きを読む
一日一法話 19 1月 2022 不幸の決めつけ ある通夜での出来事。感染症対策として、来られない方のあいさつ文が式の前に読まれることになった。とある大会社の社長のあいさつ文に引っかかった。最後の一文に ”この不幸をどうぞ乗り越えて言ってください” とあったのだ。これはいただけない。不幸と他人が何故決めつけるのか。死を不幸というならば、人類史上みん… 続きを読む