一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

龍王と盗賊と 一日一法話

龍王と盗賊と

千葉組HP用の法話のたとえ話部分です。近く紙芝居にする予定です。全文は、掲載されましたらご案内させていただきます。4月の予定です。 お釈迦さまが、龍の王であったときの話です。龍王はあらゆる怒りの心を鎮めたいと考えておられました。 或る時、龍王が眠りについていると、盗賊が現れました。盗賊が龍の姿を見て…
今見えている世界は確かなものか? 一日一法話

今見えている世界は確かなものか?

今見えている世界は、迷いの世界であり、常なる世界ではありません。存在する実感が揺さぶられていくと、我々の知見ではどうにもならないお浄土という世界観が頼もしく思われるのです。お浄土は我々の知見の延長ではないのです。…
滑り台で立ち往生する子ども 一日一法話

滑り台で立ち往生する子ども

ある日、子供と公園を散歩していると滑り台のほうから鳴き声が聞こえた。何やら人だかりができていたので見てみると、二歳ぐらいの子が滑り台のてっぺんで動けずに立ち往生している。おそらく一人で登ったものの、怖くて降りれなくなったのであろう。母親が滑り台の下でおいでおいでと心配そうに声をかけている。子供は階段…