一日一法話 19 2月 2022 はじめて教えを聞く人への手紙 親鸞聖人のお手紙より(御消息第2通) 原文はじめて仏のちかひをききはじむるひとびとの、わが身のわろくこころのわろきをおもひしりて、この身のやうにてはなんぞ往生せんずるといふひとにこそ、煩悩具足したる身なれば、わがこころの善悪をば沙汰せず、迎へたまふぞとは申し候へ。 現代語訳初めて如来の本願を聞いて、… 続きを読む
一日一法話 18 2月 2022 どうにでもなっていい事 THE BLUE HEARTS 少年の歌 より どうにもならない事なんてどうにでもなっていい事 最後に いろんな事が思い通りになったらいいのになあとある。どうにもならない事を受け入れていくことへの憧れと現実は思い通りになりたいという葛藤が見事に描かれている詩である。歓喜と慚愧が共存している。親鸞聖人… 続きを読む
一日一法話 16 2月 2022 宗教体験 宗教体験というと神秘的に聞こえるが、親鸞聖人の宗教体験は、自分は救われるはずのない愚か者で地獄行きのものであると自覚する事であった。そして、そのような身だからこそ阿弥陀如来は捨て置かないという気づきであった。… 続きを読む