一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

18歳の成人の君へ 一日一法話

18歳の成人の君へ

谷川俊太郎氏に『成人の日に』という詩がある。その中に   他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ  自分のうちに他人と同じ醜さをみとめ とある。大人でもなかなかできない。むしろ大人だからこそできないのだろう。この詩の一説をぜひいただいてください。…
驕慢 一日一法話

驕慢

驕慢…おごりたかぶり、自分には関係がないと思っていること 晩御飯をいただきながらふと思った。TVではウクライナの状況が流れている。あのひどい戦禍の後の映像を見ながら、ひどいことをするものだと思いながら私はご飯をいただいている。私の中にしっかりとあるのだ、驕慢の心が。…
ぞうさん 妄想法話 一日一法話

ぞうさん 妄想法話

童謡ぞうさん まどみちお氏作詞である。制作の由来を調べると即興で作られ、詩にそこまでの意図はないようだが、そこを敢えて深読みして法話をしてみたいと思う。 童謡ぞうさんの歌詞をみるとぞうさん ぞうさん お鼻が長いのね そうよ 母さんも長いのよとある。質疑応答形式の詩である。では、誰が誰に質問をしている…