一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

生きた教育 一日一法話

生きた教育

坪内逍遥氏が早稲田中学の校長であった時のエピソードである。 タバコを吸っていた学生を注意した。学生はその場で改めた。あくる日またタバコを吸っていた。注意するとすぐに改めた。またあくる日吸っていて注意をすると、学生が「先生だって吸っているじゃありませんか」といった。すると坪内逍遥は「ならば、わしもやめ…
心の違和感 一日一法話

心の違和感

心のどこかで違和感を感じた時には、何かしらの形で吐き出しましょう。吐き出すときにはできるだけ雰囲気をよくするように、お茶や菓子を持っていくといいでしょう。それがどんな結果になろうとも、違和感を持ち続けて過ごすよりかは、はるかに心の健康が保てます。…
江戸時代の過去帳 一日一法話

江戸時代の過去帳

今までの遺灰を過去帳に写してほしいとの依頼を受けた。その位牌は江戸時代のものもあった。結構大変な作業になるのだが、徐々にやってきてわかったことがある。古ければ古いほど、名前の記入はさることながら、生まれた場所や亡くなった時刻、職務経歴なども書いてあるのである。現代人よりもはるかにのちの人々のことを考…