一日一法話 20 10月 2022 ○○だぶつ、、かぁ 僧侶でご本尊に尻を向けて踊るとか、うたうんだぶつといって歌う法話会を開く方々がおられる。その根底には仏法を広めたいという思いがある。それは十分わかる!!しかし、阿弥陀如来のご苦労を聞かせていただき、名号南無阿弥陀仏が私の口元でこぼれる経緯を聞かせていただいたら、○○だぶつと別の言葉でいう事はできない… 続きを読む
一日一法話 19 10月 2022 非ブランド自慢 時々、ブランドを持たないことを主張する方がおられる。しかし、それは度が過ぎると卑下慢という煩悩となる。自らを下の方へアピールすることで、人との違いを出そうとする慢心のこころである。結果そのブランド品を貶めることになる。ブランド品はブランド品でさまざまに創意工夫苦労がなされているのだ。(筆者ももってい… 続きを読む
一日一法話 18 10月 2022 安積艮斎と転換 江戸儒学者として有名な安積艮斎の逸話若いころ、婿入りしたことがある。その時、醜男の安積艮斎を嫁が嫌い離縁することになった。そこから江戸に行き大成するが、安積艮斎は床の間に婦人の肖像画を常にかけていた。友人がこの夫人は誰かと尋ねると、離縁された妻であるとのこと。あの時があったからこそ今がある。その恩を… 続きを読む