一日一法話 5 12月 2023 見る人は見ている 見る人は見ている人を見るし、見ていないことをも見る。見ない人は、見ているのも、見ていないことも見ない。『ウダーナヴァルガ』初期仏教経典の一説だが、この前半を阿弥陀仏はと主語を置きたい。見る事も見ないことも見ているのである。すべて御存知である。そのうえですくおうとされたのだ。もったいないもったいない … 続きを読む
一日一法話 4 12月 2023 快楽と錯覚する まどえる人の楽と思うは、苦をもって、楽とおもえるなり鉄眼道光師 われわれが求める楽しさや快楽はともすれば、苦のもとではないか。苦になるとも思わずに手を伸ばしているのではないだろうか。… 続きを読む
一日一法話 3 12月 2023 色ふかきは色を以て見るなり 愚人の見るはおそろし。おのれに利欲あれば、人をも其心を以て見るなり。色ふかきは色を以て見るなり。聖賢の人にあらざれば、見る事あやうし。 至道無難師の言葉より… 続きを読む