一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

雁島湧出の由来 一日一法話

雁島湧出の由来

茨城県常総市願牛寺さん(お東)に親鸞聖人にまつわる伝説がある。 夫を次々に失った老女が自らの罪業をなげき親鸞聖人が応えた。 「 弥 陀 の 本 願 は 極 悪 深 重の衆生であっても、自身が極悪深重であると気が付いた者を救わんと誓われた本願である。五障の雲厚くも三従の山高くも、往生疑いなし、罪も報い…
孫悟空はすくいの御手の中 一日一法話

孫悟空はすくいの御手の中

西遊記で、孫悟空がお釈迦様から逃げようと遠くへ行こうとすると、結局はお釈迦様の手のひらの上であったという描写があります。一見すると、仏さまからは逃げられないと受け取れます。別の見方をすると、どんなことがあっても仏さまの手の中であり、浄土真宗では、我が人生はいかなることがあろうとも、阿弥陀如来のすくい…
閻魔の鏡 一日一法話

閻魔の鏡

 オリンピック開催前に、数名の委員が辞任又は解雇となった。 いずれも過去の言動、ネタが差別をし、人権を害するものであったとの理由からである。週刊誌やSNS等でも非常に叩かれ、他の仕事まで失う事態となっている。 やってはならないことをしたとはいえ、一体どこまで過去を遡ればいいのだろうか。叩いている人た…