一日一法話

法話の鍛錬の為、一日一つ法話を作ることにしました。

星空の下で 一日一法話

星空の下で

久しぶりの夜のお参り。いつもは20時半になると下の娘と寝につくので、夜空を見ることはここ最近なかった。昨日は、星が瞬いていた。星座が座が良く見えたのだ。星空を、特に上を見上げると不思議な感覚になる。星を見ている感覚から、夜空から溶け込んでくるような感覚。自分が自分でなくなる感覚である。浄土真宗の念仏…
雁島湧出の由来 一日一法話

雁島湧出の由来

茨城県常総市願牛寺さん(お東)に親鸞聖人にまつわる伝説がある。 夫を次々に失った老女が自らの罪業をなげき親鸞聖人が応えた。 「 弥 陀 の 本 願 は 極 悪 深 重の衆生であっても、自身が極悪深重であると気が付いた者を救わんと誓われた本願である。五障の雲厚くも三従の山高くも、往生疑いなし、罪も報い…
孫悟空はすくいの御手の中 一日一法話

孫悟空はすくいの御手の中

西遊記で、孫悟空がお釈迦様から逃げようと遠くへ行こうとすると、結局はお釈迦様の手のひらの上であったという描写があります。一見すると、仏さまからは逃げられないと受け取れます。別の見方をすると、どんなことがあっても仏さまの手の中であり、浄土真宗では、我が人生はいかなることがあろうとも、阿弥陀如来のすくい…